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6 月 14 日 (土)
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1777年(安永7年)のこの日、星条旗をアメリカ国旗に制定した。
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6月
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見たこと、聞いたこと、感じたことを、とりとめもなくつづっていく日記です。
2025年 6月 6日
「 江戸の出版文化 」を学びに
6月6日に習い事をはじめると上手になるという言い伝えがあります。でもこの言い伝えは、数え年「6歳の6月の6日」に習い事をはじめると・・・、です。
数え年の6歳はとうに過ぎてしまいましたが、きょう「6月6日」は、学び始めの日です。江戸の出版文化を学ぶため、西尾市の岩瀬文庫に行ってきました。
後進国を自覚し、明治維新以降、先進国に追いつくために明治政府は約50年間を費やしました。急激な西欧化の中、日清・日露の戦争を経て、良し悪しはあるものの、欧米列強にかなり近づくことが出来たことは事実です。
たったの50年です。物凄いスピードです。
このスピード感で西欧列強に近づけたのは世界広しといえども日本だけです。近づけた要因を考えてみると、それはいろいろあるとは思いますが、その根底には明治時代の前の、江戸時代末期の町民の文化レベルの高さ、習熟度レベルの相対的な高さが根底にあるのではないか、というのが最大の要因だと私は思っています。
出版文化の隆盛と到達度がそれを一番示しています。
愛知県西尾市の「岩瀬文庫」は、8万点の「原本」や「写本」を収集保管しています。蔦屋重三郎が関わった出版物の原本をここで見ることができます。
この岩瀬文庫、自身の収蔵物を、自主的な企画で、完璧な展示方法による、無料での一般公開という理想的な文化施設なのです。他の追随を許しません。
1867年生まれの岩瀬弥助が私費で「私立 岩瀬文庫」を創設したのが明治41年(1908年)ですから、あと数年で120歳の図書館です。現在は西尾市の施設となり、西尾市立図書館に隣接しています。
今年、5月から8月24日まで「江戸の出版文化と蔦屋重三郎」(前期展)と題して特別展を開催しています。8月30日からは(後期展)が予定されてます。
コンパクトな展示ですが、展示方法、照明、解説文、イヤホンガイド、全てが充実しています。しかもすべて無料。
そのうえ1階の休憩室では西尾の抹茶が一服200円でいただけます。(安い!)。
この文化提供レベル、すごいです、ビックリです。
NHKの大河ドラマ「べらぼう」(蔦重栄華乃夢噺)が放映中ですので、とても参考になります。ドラマは、現在、老中が田沼意次の時代で、蔦重が歌麿をお抱え絵師として売り出す話を放映しています。
もう少しすると十返舎一九や葛飾北斎が「東海道中膝栗毛」や「富岳三十六景」を出版する話を放映するかと思います。
蔦屋重三郎(1750~1797)は、他を圧倒する「出版プロデューサー」でした。
狂歌師では太田南畝や恋川春町、絵師では勝川春章、喜多川歌麿、葛飾北斎、戯作者では山東京伝、曲亭馬琴、十返舎一九を世に出しました。
11代将軍の頃の化政文化史に出てくる人物の多くが蔦重によってプロデュースされた事実に改めてびっくりし、これがひいては、明治時代の、わずか半世紀で欧米列強に近づき得た、大きな礎(いしづえ)なのでは、という自説を確証できた展示でした。
勉強させていただきました。楽しかったです。
ありがとうございました。
特進サクセス
塾長 高原 雅美
写真は 西尾市の岩瀬文庫
(2025.6.6. 撮影)