毎年8月の第1土曜日に岡崎市主催の「夏祭り花火大会」があります。夜空に咲く光の大輪は見る者を感動させます。
花火を見ていつも思うことがあります。
それは「自分作り」という言葉です。
徳川幕府は火薬の製造管理については、幕府への抵抗勢力の弱体化のため、許認可が必要でした。現在、岡崎市郊外にたくさんの煙火店(打ち上げ花火製造業者)があるのは、家康の地元だからでしょうか。時間と手間暇かけて1つずつ手作りした打ち上げ花火は、夜空で開花した瞬間に、その仕事の出来不出来が判明します。つまり手を抜いた仕事は、最後の最後にその化けの皮がはがれ、失敗します。
勉強も同じではないでしょうか?美しく大きな花を咲かせるのは一朝一夕にはムリです。勉強はコツコツと1つずつ積み上げていくものです。「自分作りの作業」の柱なのですから。