5月13日から第一陣の中間テストがはじまり、16日から第二陣、24日から第三陣が始まり27日で約2週間のテスト期間が終了します。きょうは21日土曜日。きょうも塾でテスト対策授業があります。
テストは大変です。テストは誰もがいやがります。そもそもテストは必要か?必要でないか?と議論されたことが戦後の日本でありました。テストを一切しない学校も設立されましたが、卒業後の進路が確約されずに卒業をむかえるため、入学したいという希望者が激減、その需要もなくなりました。その対極にあるテストテストの学校はお察しのように星の数ほどあります。評価手段一つとしてテストは公平で平等なものです。公平と平等という、相反することば同士であるにもかかわらず、テストという評価方法は「公平かつ平等」な唯一のものであると思われます。テストで満足な点数をとるためには、テスト準備をおこたってはなりません。提出物をまずやる、そして提出することが基本ステップです。
でもここでのポイントは、あなたが中学生ならテスト1週間前までに、高校生ならテスト3日前までに提出物を終了できるかどうかです。終了できればかなり優秀です。提出物の一覧表(テスト範囲表)の配布以前の段階で、各教科の提出物を見越してフライングスタート状態で勉強し、提出物を終了させることができる「学力」と「時間的な段取り」と「やる気」と「根性」と「体力」があるかどうか、です。テストは準備がすべてです。提出物がおわったらやっとテスト勉強の仕上げにかかります。
1学期中間テストが終わるころ、この塾のまわりの麦畑は「麦秋」(ばくしゅう)を迎えます。小麦が金色に輝きだして収穫の時期となります。麦の秋です。初夏を意味します。実り多い中間テストでしたでしょうか?もし満足していないようなら6月末の期末テストに向けてその反省をいかしていくべきです。テストは平等に受けられますが、点数は不平等です。頑張った人にしか良い点数がとれません。点数は公平です。努力が実るか実らないか?実る努力をしたいものです。期待しています。