西尾東高校の勝利を信じて、岡崎市民球場に応援に出かけました。平成28年7月29日(金)午前10時プレーボール!
夏の甲子園予選、4強に残ったのは名電、東邦、栄徳、西尾東。私立3校と公立1校です。愛知県の準決勝はきょう、決勝はあしたです。
西尾東VS名電。地元で、公立で、中学生の時にこの特進サクセスに通ってくれた生徒さんのユニフォーム姿を誇らしく思っている私は、もちろん西尾東高校の応援組です。
5回表裏の終了までわずか50分。0-0の引き締まった投手戦です。7回が終了しても0-0。内野は満席です。私は試合開始からずっと外野で応援していました。外野の観客の約9割は西尾東を応援していました。
8回、ゲームが動きます。先攻の名電に3点入りました。後攻の西尾東は1点返しましたが、ノーアウトフルベースを生かしきれませんでした。ゲームは続行中、望みはまだ捨てていません。9回表の名電、得点入らず。さぁいよいよ9回裏です、何とか追いつきたい、そして勝ち越したい!
が、しかし想いは届きませんでした。試合終了。残念な結果となってしまいました。
でも「アッパレ」でした。素敵でした。全力の闘志とここに至るまでの、日々の猛練習の積み重ねは随所に出ていました。さりげない基本プレーの中にそれがきらりと輝いていました。素敵でした。甲子園に行けると思いました。甲子園に出場しても恥ずかしくない、いや、むしろ誇りに思えるすばらしいチームでした。
1-3の惜敗。関係者の方々の胸中を思うと目頭があつくなります。と同時に名電へも賛辞を贈りたいと思いました。なぜなら8回表の名電の攻撃、満塁で4番打者にスクイズのサイン。名電の監督は西尾東とがっぷり四ツに組んでギリギリまで追い込まれていました。そして主砲の4番打者にスクイズを指示し、貪欲に点をもぎ取り見事勝ち切った名電。素晴らしいです。そしてそこまで追い込んだ公立の雄。みごとでした。
西尾東高校野球部は負けこそしましたが、この日を迎えるまでの本当に素晴らしい闘いに、その闘志に,そして今度は戦いの舞台を変え大学入試に挑戦する彼らに、みなさん、アッパレをあげてください。
「大アッパレ~」!!!